About this site 〜 Fan's Voice

 このサイトはRAPというバンドの活動の軌跡を風化させないために作ったいわば博物館のようなものです。RAPは1984年の結成から1988年の解散までの間に、わずかにアナログのEP3枚とミニ・アルバム1枚しかリリースしていません。が、その残された音源は今聴いても強烈なインパクトを与えてくれます。さらに当時バンド側から出されていた『RAP通信』などを読むと、社会に対してもいろいろと考えて行動していたり、ただのいわゆるギャルバンとは一線を画していました。フォロワーもいないワン・アンド・オンリーな存在が自分はとても好きでした。
 しかし、80年代の後半というアナログ盤からCDへ入れ替わる狭間の時代であったため、いまだにRAPの音源はCD化はされていません。友達に「こんなかっこいいバンドがあるよ」と教えたくてもCDを貸せばいいや、というわけにはいかないのです。さらにダビングして配ろうにもアナログ盤の寿命が気にかかります。中には後追いでRAPを知り、かろうじてレコードを手に入れてもアナログ・プレーヤーが無く、肝心の音を聴いてない人もいます。
 そこで、ここに皆さんからの熱いメッセージを掲載し、自分を含めたRAPファンがどれだけCD化を熱望しているかを表明したいと思っています。(RAPコミュ2代目管理人:MekeMeke)

P.S. メンバーの方々からもメッセージをいただいております。

 同じミュージシャンを20年間聴き続ける事はあるかも知れませんがもう解散してしまったバンドを、こういう形で蘇らせて下さる事は並大抵な事では無いと思います。本当に言葉にならない位、感動しています。
 有難う御座いました
。(あるが
 ずっと昔に解散してしまい、その後各メンバーも音楽活動もしていない私達の事を覚えて頂いているだけでも、とても有難く幸せですのにWEB上で蘇らせていただけた事、本当に感謝しています。ありがとうございます。
 20年分の感謝を込めて・・・・(ROUGE
 私がRAPを去るときに言った言葉が『40になっても、50になっても・・・』バンドという形ではないのですが、こうして現実に、皆と会えて、語り合う事ができて、本当に皆さんに感謝しています。
 昔からの私のモットー、夢は見るためではない、思い描きそれを現実に手に入れるものである!!という思いは、決して間違ってはいなかったですね!皆さんこれからも宜しくね!月並みな言葉ですが、本当にありがとう!!(NISHIKI

『久しぶりにRAPを聞いてみました。CDで聞いてみたいと思う、数少ないバンドの一つ。映像もDVD化してほしい。』(かねさん様)


『RAPはタイミングがあわずあまりライブを見る機会はなかったのですがレコードはいっぱい聴きました。本当に唯一無二の世界観を持つ素敵なバンドでした。RAPを知らない人たちに伝えるためにもCD化して欲しいです。』(宮本様)


『ひとつひとつ丁寧に綴られた言葉。繊細な音色。 RAPほど真摯で、透明な香りを纏ったPUNKバンドはないのではないか。こんな彼女たちの音を未来へ残したい。自分のため、彼女たちのため、あの頃一緒に同じ音に触れていたみんなのため、そしてまだ体感していないあなたのために。 どうか、未来に残せるCDとして再発されますように、心から希望いたします。』(mayano様)


『今もレディースバンドは沢山ありますが、RAPくらい女性の内面を深く探った歌詞を歌いあげていたバンドを知りません。それまでは、女性に生まれたことを卑下ていましたが、彼女達に出会ってからは、逆に女性という性でしか生し得ないことなどを誇りに思うようになりました。どんなバンドかも知らずに通販でレコードを購入、手元に届いてから初めて歌詞やメロディを知り、歌っているメンバーを知り・・・それから雑誌で記事を見かけるたびに、記事を切り抜いたりしていた自分の学生時代を思い出します。今も手元にレコードはあるのですが、如何せんプレーヤーがなくて聞くことも叶いません。どうか、CD化再発が実現しますように!! 40になろうとしている今も、忘れられないRAPというバンドとその曲を、今一度じっくりと聞くチャンスを頂きたいと思います。お願いします!!』(寝ずの番様)


『ROUGEさんご本人とひょんなことから知り合い、彼女の人間性・考え方に共感し、そんな彼女が訴えたかったのは何か?解散して20年も経つのにファンを魅了する音楽を聴いてみたいのです。残念ながら、当時は全然知らなかったので、聴いた事がありません。是非、再発される事お祈り致します』(さくら♪♪。様)


『なつかしい時代の色々なバンドの音源がCDという形で再発され、テープ、レコードが埃をかぶっている、また動かなくなって今はない自分には過去を思い出せうれしい限りです。あの当時もっとも輝いていたバンドの一つであるRAPの音源もぜひ再発して欲しい。いや必ず再発してください。』(maka様)


『ぜひともお願いします!レコード持ってますがプレーヤーが無くて聞く事が出来ません 涙』(KEN様)


『大切なものは失ってから気が付く。RAPはまさしく、そんな存在だと思う。リアルタイムでは気が付かなかった。彼女達がどれだけ重要な存在であったかを。時を経てRAPがかつて歌っていたメッセージや音は当時より、よりインパクトを増している。彼女達が憂慮していた世界が現実になってしまったからだ。けれど、救いを出口を彼女達は示してくれていた。だから僕は迷わずに生き抜いて来る事が出来た。今だからこそ、そして、これからの為にも是非多くの新しい人達にRAPを聴いて欲しい。語り継がれるべき、歌い継がれるべき素晴らしい作品なのだから。CD化再発を切に希望します。』(高橋文夫様)


『若かったころ、いくつもの再発盤に助けられました。おそらく多くの方のご苦労があっての再発だと思います。でもそのおかげで、聞くことが出来ないと思っていた素晴らしい音楽に触れることができました。1人でも多くの音楽ファンに、触れる機会を与えていただければと切に望みます。』(のんのん様)


『是非RAPの全音源をCD再発して欲しいです。アナログのオリジナルを探すのも今となっては大変困難です。あわよくば(笑)ライブ音源なんかも収録してもらいたいですね。またRAPを聴ける事が来る日を願ってます!』(ani-glitter('A`)様)


『心の目覚め、よみがえりの為にあったRAPの音と言葉。今、より多くの人々が再生できるように、せひ、CDにしていただきたいです。』(ぶりばら様)


『現在の音楽シーンではCDを出すこと自体はあまり難しいことではないかもしれません。でも昔のインディーズの世界でレコードを出せると言う事はものすごく特別なことで誰でも出来ることではなかったはずです。80年代PUNKのインディーズシーンで特別なオーラを放っていた『RAP』というBANDは素晴らしくかけがいのない財産とも思えます。私だけでなくて音楽シーン全体の財産とも思えます。この時代の素晴らしいたくさんの音源が再発されていながらそこに『RAP』の音源がないのはすごく歯がゆい。私のように懐かしんで聴きたい人間のためだけではなく新しい世代の人たちに、とても重要なメッセージを秘めた作品を伝えていきたいとも思います。RAPのCDは今のこの世の中にとても必要なものなのですよ。』(LUCA様)


『是非RAP再発してください!』(大阪在住ボギー様)


RAPは私にとって青春そのものでした。
RAPのコピーバンドを組み私はベースを担当していました。
RAP解散後、今は中学生になる娘を(未婚で)身ごもった時
結婚する勇気、産み育てる勇気をくれたのもRAPの曲です。
RAPというバンドが存在していなければ
娘は生まれていなかったと思います。
それから長い年月が経ちました。
今でも辛い事があるとRAPの曲を口ずさみます。
それが今も私を支えてくれています。
RAPの作品が再びこの世に出る事が出来れば
私のように救われる人も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
再発されたら私も娘に聴かせてあげたい。
きっと人生の指針になる事と思います。(ばう様)

私にとってRAPのメンバーは当時、憧れで「こうありたい姿」の象徴のような存在でした。容姿は勿論、考え方、生き方がカッコよくて。解散してしまってからは何度も何度もレコードを聴き、レコードが痛むのでテープに録音して聴き・・・そのうちプレイヤーが壊れてレコードもテープも聴けなくなり、私は「RAPのレコードを聴く為だけに」CD・MD全盛期であったのに、わざわざアナログプレイヤーを購入したものでした。そのプレイヤーも、今は寿命で、手元にあるのは、擦り切れたレコードのみです。曲は歌詞は勿論、ギターやベースのリフ1つ1つもそらんじてしまったけれど、聴けない事がものすごく悔しいです。是非CDでのベストアルバム化・再発を切望いたします。(ROSE様)

実は、恥ずかしながら、
正直に言うと当時RAPはリスペクトしていたけど
私はライブには一度も行った事無いし、
「本当に好き」になったのは、ごく最近かも知れません。
RAPファンの皆さんから色んな話を聞くうちに
どんどん気持ちが抑えられなくなりました。
当時の記事やエピソード、メンバーのインタビュー・・・
知れば知るほど「何故私は当時、もっと真剣に聴いてなかったのだろう?」
「なんでライブ行ける場所にいたのに行かなかったんだろう」と
後悔の日々を送っています。
「迷宮」は日常生活で迷ったり辛かったりすると思い出します。
「LEGEND」は、寝る前に聴くと良い夢を見れます。
ただ思いが募れば募るほど解散してしまったバンドなので悲しくなります。
もっともっとRAPを知りたいし聴きたい!
出来る事ならば、ルージュさんが仰った
全作が1つづりになっているという「本当の曲順」でRAPを聴きたい!
それにはCD化しかないのですよね。
是非是非CD化再発をお願いします。(nyaon様)

私がRAPを知ったのは残念な事に、とっくに解散してしまった後でした。
ファンの友人からテープを貰い、聴いてみて、
すごい衝撃を受けたのを覚えています。
中古屋などで低い値段で売られているのを見ると疑問に思いました。
何故、こんな素晴らしいバンドが評価されなかったのかと。
RAP活動当時から10年位経った頃だったと記憶しています。
(中古屋の値段は店員の無知とバンド名のせいもあるでしょうが・・・)
そして、それからまた10年経ちました。
私自身が人生経験を積む毎に、時を重ねる毎に
RAPのメッセージは明確になり、音はきらめきを増して来るように感じます。
「早すぎたバンド」だったのかも知れません。
でも今なら正当な評価がされるのではないでしょうか?
彼女達のメッセージ、彼女達の音、そしてファッションも・・・
模倣していると思われるバンドも現在は多く存在しています。
けれど、それらは全て「偽者」
なぜなら彼女達の音やメッセージの特質は、
よくある青春パンクのような強制するようなものではないし
ビジュアル系にありがちな甘ったるいお耽美世界でもないし、
その他の薄っぺらな文学主義でもない。
ルージュさんの言葉は決して他力本願ではなく、
しっかりと自分の足を地面につけて
「自分の良心に忠実に生きる」というような
聴く人に自分の力で色々な事を考えさせ、けれども自然と出口に導いてくれるような不思議な力があります。
そんなメッセージを持つバンドは後にも先にもないでしょう。
20年前に、こんなすごいバンドがあった事を
是非、今の方々に知って頂きたいと思います。
若い世代だけではなく、私のような後発のRAPファンもきっと出てくる筈。
CD化を渇望しています。(きなこ様)


 RAPの、RAPにしか成し得なかった美しさは、世代を超えて今の若いリスナーにもしっかりと受け継がれている。支持され続けるということは、凡百のバンドには無いことであるし、再発に向けて多くの声援が寄せられ、それによって音を聴いてみたいと思う新しい世代の声も上がるということは、RAPというバンドの重要さを如実に物語っていると思う。
 僕自身、10代の頃にRAPのレコードと出会って、幾度となくその世界に浸っていたし、それによって刺激された部分も数多くあった。
 そして、ROUGEさんの写真にもいろんな意味で刺激されまくった。思春期のパンク少年にとってはROUGEさんの色気はたまらなかったんである。その上であのサウンドなわけだから、どっぷり浸からない訳も無く、毎日聴いては奇妙な高揚感を覚えていた。
 あの独特の翳りのあるサウンドと、強固に根ざした意識のようなものを感じる歌詞。RAPの凄みというのは、やはり実際に聴いて体験してもらわなければ伝わらないと思う。
 困難な道かもしれないが、再びRAPの音を発信することは絶対的に必要なことだと断言したい。
そして特に、若い10代の子たちに聴いてほしい。
「目醒めよ!子供達!!」 (森本在臣様)

拝啓 シティロッカーレコード様

是非ともRAPのCD化再発をお願いします!
著作権を「知的財産」というのなら
まさしくRAPは日本のインディーズ界の財産と言えると思います。
そんなRAPを世に送り出してくださった御社の功績には感謝しています。
だからこそ、今の時代にまたCDで再度送り出して欲しい。
彼女達の音もメッセージも今の時代には必要なものです。
この腐った世の中に彼女達の輝きを解き放つ事で
少しは明るい未来がやってくるのでは?と思います。

どうかよろしくお願いいたします(makoっち様)

僕がRAPを知ったのは地元(長野)へRAPがツアーで来てくれた時でした。
その当時の僕は生きる目的や希望を見失い、
ただ楽しい事に流されている無意味な日々を過ごしていただけでした。
そんな日々をブチ破ってくれたのがRAPのGIGで
GIGの後、友人宅に宿泊したRAPのメンバー(特にニシキさん)に
色々なお話を聞かせてもらい、僕自身も楽器を手にするようになりました。
ニシキさんのギター、カオリさんのベース、アルガさんのドラム
ルージュさんの歌とメッセージが
それまでの死人のようだった僕の細胞1つ1つを生き返らせてくれました。
それからずっと・・・RAPは僕の恩人のような存在です。
RAPがあったからこそ人生を踏み外さないで前向きに生きられた。
彼女達は永遠に僕の女神のような存在です!
今を生きる方々にも是非聴いてもらいたい。
再発&再結成を待ち望んでいます。(kaz様)

私は今も昔もパンクをあまり聞かない。
でもRAPは特別。
ルージュさんの唄に、発言に、行動に、とても女性としての強さと優しさを感じ、十代後半の多感な時期に出会えた事を宝に思う。
楽しさだけに身をまかせ、だけど漠然とした疑問と不安を抱えながら日々無為無策に過ごしている若い世代の人に是非聞いて欲しい。
色褪せないメッセージが詰まっているから。
自分を諦める前に
きっと出会いは必然。
そのためにはCD化を!
とかなんとか言っても今一番聞きたいのは自分ですがっ(笑)
何時でも何回でも聞くことの出来る環境を切実に望みます。

H・IWAI様

俺RAP知らないんですよ

でもねーあの時代の音本気で好きなんですよ。
色々あってコミュ入っていま俺の中でRAPは熱い。
いやマジ聴いてみたいですよRAP!!
(姫神しゅら様)

RAPが警鐘を鳴らしていたのに、こんな時代になっちゃった。今だからこそ、この時代にはRAPが必要なんです。再発に向けて想いを向けている人達は再発された暁には、皆、使命感を持ってRAPを世に広めることでしょう。みんな、再発に向けて強い信念と意欲を持って真剣にお願いしてるんです。レーベル関係の方はどうかその声にまずは耳を傾けてください。お願いします。どうかお願いします・・ 何度でも言います。どうかお願いします。(ペペ様)

初めてRAPの写真を見たのは、とあるパンク雑誌でした。
「女の子が、ガンバってパンクやってるのよ!」
そう見えました。まったく興味がありませんでした。

数カ月後、RAPの2ndシングルが発売されました。
レビューを読んで少し興味がわきました。で、購入。

ダッダッダッダッ。。。1曲目の直情径行が始まってすぐに「これは自分好みの音だなぁ」と思いました。
ボーカルの声、ギターの音、ベースのフレーズ、ドラムのリズム。
パンクというよりニューウェイブ的な音と、お仕着せがましくないメッセージを含んだ歌詞を聴いてすぐファンになりました。

「できそこないのセルロイド」が放った言葉は20年経った今でも多くの人々の心に残っています。
現代のShow Windowに並べられた子供達にもメッセージは届くはずです。是非再発化を!
(招き猫カゲキ団様)


インディーズ・バンドの中で私が最も好きだったのでが、RAPというパンク・バンドである。
最近まで、ネット上にも全く情報も転がってなく(今見たら http://ameblo.jp/rapfan/ に転がってた!)、もはや私の手元には音源もなく、アレは幻だったのか?・・などと思いつつ「は〜るか太古の御伽噺に!今続きを与える〜わ!」などと私は一人ぼっちで、世界各国で細々と歌い継いできた。
私は物凄く音痴なのだが、もう、RAPの曲は自分の頭の中にしか存在しないので、しょっちゅう歌ってないと忘れてしまう、と思ってしぶしぶ歌っているのである。
中東の遺跡などで「蘇れ、バビロニアの戦士よー!」とか「イシュタルの胸の中!」などと歌うと本当に感無量になり、「皆様(RAPのメンバーのこと)に支えられて、不肖わたくし、ここまでやって来ました!」という気分になる。動物的本能を惹起するような歌詞と太古の大地がよく調和するのだ。
私はペトラで歌い、バスラで歌い、ウガリットで歌い、ハランで歌い、マルディンで歌い、ムカーウィルで歌い、カズベキで歌い、テルメスで歌い、火焔山で歌った。

実は私は一度だけ、RAPの「GIG」に行き、ボーカルのルージュさんに真紅の薔薇を渡したことがある。
友人から誘われない限り一切ライブやコンサートに行かない私が一人でライブに行ったのはおそらく後にも先にもRAPだけだし、花束など渡したのも生涯でただひとりROUGEだけなのだ。私なりに微かに「入れ込んで」いたのだろう。

でも、完全に崇拝していたかというとそうでもない。曲は好きなのだが、歌詞に出てくる「子宮(ヒステリア)」とか「子供」とか「エコ」というテーマが当時の私には理解できなかったのだ。それらは「主婦的な」「左翼的」感覚で、常々気持ち悪いからなるべく考えたくない、としていることだったのである。なんでスージースーよりもずっと綺麗な人が、こんなつまんない、陳腐なことについて歌うのだろう?、と嘆いてすらいた。
要は、このバンドはそれだけ「ふわふわしたお耽美世界」「子供っぽいニヒリズム」「拒食症的成熟拒否」から遠く、地に足がついていたわけで、今思えば、それは素晴らしい特質だ。それだからこそ、大人になっても繰り返し口ずさむに耐える曲なのだと思う。

あと、何がいやって、どんな音楽聴くの?と聴かれ「ラップとか好き。」と言うと絶対「黒人のオペッケ節」のことかと思われるのも嫌だった(笑)なんでこんな気が効かないバンド名なんだろ、と思っていた。
で、そーこーしているうち、残念ながらバンド自体消滅してしまったのである。。。

今回コレを書きながらいてもたっても居られなくなって、私は最後の望みをかけ、10年間も開かずの間だった、子供時代の部屋に入り、丸一日かけて大捜索し、大量のガラクタの中からついにRAPのテープを発見した。
そしておそるおそる聴いてみたのが・・・やはりいい。カッコ良すぎる。特に昔大嫌いだった「マタニティー・ブルー」など、やたらとリアルな歌詞で、「ルージュさんて、心眼をもって20年後の世界を見通してたのだな」と今にして理解する。
あと、この頃のバンドにしては・・・って失礼だが英語の「L」の発音が正確。天晴れ。やはりすごいバンドだったのだ。
ああ、もう一度、あなたに薔薇を捧げたい・・・。

(蜜月様)


 『当時中校生だった自分はバイト代を握りしめフジヤマにレコードを買いに行くのが唯一の生き甲斐でした。パンクだろうとハードコアだろうとポジパンだろうとなんだろうと80年代インディーズというのは、僕にとって絶対的なものであり憧れでした。
 特に視覚的にも聴覚的にも刺激があるものが僕の心に深く染み渡ったものです。 当時買ったレコードの殆どがジャケ買い。情報なんてミニコミと自分の足だけが頼りでした。幸いにも東京出身の僕にはすぐ手の届くところにインディーズがありました。
 RAPに手が届くまでそんなに時間はかかりませんでした。真紅に染めた髪を逆立てたROUGEさんを観た時「コレだ!」と。ライヴを観たのは数回ですがあの異彩を放ったステージ、今でも脳裏に焼き付いてます。
 ガキの頃の自分の音楽に対する理解力なんて怪しいもんですが「カッコイイかどうか」の基準だけは今も変わってないと思います。観る側から演る側になった現在の自分「好きな髪の色で好きな服で誰にも邪魔されずに好きな音楽だけを演る」というスタンス。今となっては当たり前の事であり簡単に誰でも出来てしまう事かもしれません。
 しかし僕にとって髪を染める事、着飾る事、音楽をやるという事はRAPのようになる事でしかないのです。「僕も生きてるウチにRAPみたいになれるといいな」なんて思っています。』
(ダマ様)

「昔、ある友人に聞かせてもらったのだけれど、実は、別の友人の女性バンドで(対バンもしたことがある)物凄く影響を受けたバンドに非常に似ていると思いました。(彼女らが影響をうけているかは知らない…。)
音源を手に入れたいと思いつつ、結局手に入れられなかった…。
Rouge嬢のヴォーカルが凄く印象的であった。もし、時代が時代なら、(そして女性であったなら)バンド組んで欲しかったカモ!!
スージー&ザ・バンシーズのサイケ的な部分もあるし…うう〜〜んアルバム聴きたいですね!!」 (Fujii様)


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